102A18
地域がん登録で正しいのはどれか。
 
1.転帰は登録事項ではない。
 
2.国立がん研究センターが実施主体である。
 
3.高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて実施される。
 
4.癌の罹患率と地域レベルの生存率を計測する仕組みである。

×1
死亡した場合,死亡日や死因が登録される。このことによって生存期間の算出が可能となる。
 
×2
国立がん研究センターにはデータの提供がなされるが,地域がん登録の実施主体はあくまで都道府県。ところが,2016年1月から,がん登録等の推進に関する法律に基づいて全国がん登録が始まり,がんの登録は義務化された(院内がん登録や地域がん登録は義務ではない)。データは国立がん研究センターに集約される。
 
×3
健康増進法第16条「国及び地方公共団体は(中略)国民の生活習慣とがん,循環器病その他の政令で定める生活習慣病の発生の状況の把握に努めなければならない」および,がん対策基本法第17条「国及び地方公共団体は,がん患者のがんの罹患,転帰その他の状況を把握し,分析するための取組を支援するために必要な施策を講ずるものとする」による。
 
○4
地域がん登録によって,罹患率と生存率の推定が可能である。

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