103B05
Aさん(39歳,初妊婦)。妊娠26週で市の母親学級に参加した。Aさんは,あまり楽しそうな表情をしておらず,グループワークでの発言も少なかった。終了後に母親学級担当の保健師がAさんに声をかけたところ「産後の育児が不安です」と話した。
不安な気持ちについて傾聴した後のAさんへの対応として最も適切なのはどれか。
 
1.「産後にホームヘルプサービスを利用してはどうですか」
 
2.「お住まいの地区を担当している保健師を紹介します」
 
3.「受診している産科の医師に相談してみましょう」
 
4.「育児に慣れるまで里帰りすることはできますか」

×1
産後ホームヘルプサービスとは,体調不良などで家事や育児が困難な場合,産後数か月の間,有料で,市町村が契約した事業所などから派遣されたホームヘルパーが援助を行うもの。今回の事例は,精神的な不安が問題で,かつ出産前であることから,現段階では産後ホームヘルプサービスの対象ではない。
 
○2
地区担当の保健師は,以後,継続して関わることができるため,また行政サービスの紹介もできるため,不安の相談には適切である。
 
×3
本人の状態をよく知っている主治医に相談するのを勧めるのは悪い対応ではないが,産後も関わりを持つことができ,行政サービスの紹介・利用などができる選択肢2の地区の保健師を勧める方がより良い対応となる。
 
×4
本人の両親,特に母親から援助してもらうことを勧めるのは悪い対応ではないが,産後も関わりを持つことができ,行政サービスの紹介・利用などができる選択肢2の地区の保健師を勧める方がより良い対応となる。

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