救命救急ABC up-to-date
 本書を発行後に基準や要件が変更されたもの等についてまとめました。本文と差し替えてご利用ください。
 
●救急医療体制
 p.2・図1を以下に差し替えて下さい。
 ※最新の図はこちら → 図1
 
●救急救命士
 p.3・「③救急救命士」の項の全記述を以下に差し替えて下さい。
 平成3年(1991年)に救急救命士法が成立し,国家資格として救急救命士が誕生しました。救急救命士は,救急車内で医師の指示の下に心肺機能停止状態の患者に対して救急救命処置を行う職種です。
 救急なので,多くの診療補助行為は厚生労働大臣によって包括的に医師の指示があるものとみなされます。しかし,乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保,閉鎖式食道チューブやラリンゲアルマスクによる気道確保には,医師の具体的な指示が必要です(特定行為)。また,一定の研修を終了した救急救命士であれば,気管挿管とアドレナリンの投与,ビデオ硬性挿管用喉頭鏡を用いた気管挿管,心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保および輸液,血糖測定ならびに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与ができます。
 
●災害拠点病院の指定要件の概要
 p.7・表1を以下に差し替えて下さい。
 ※最新の表はこちら → 表1
●災害派遣医療チーム
 p.7・下から1行目〜p.8・上から1行目を以下の記述に差し替えて下さい。
DMAT指定医療機関は,DMAT派遣に協力する意志を持ち,厚生労働省または都道府県に指定された医療機関です(日本DMAT活動要領,平成28年3月31日改正)
●心肺蘇生法
 p.26・上から3,4行目「ヒトの脳は〜脳死を免れません。」の記述を以下に差し替えて下さい。
カーラーの救命曲線によれば,CPRの開始と救命率の関係は, 2分以内の場合は約90%,3分後は75%,4分後は50%となります。また,心肺停止の時間が長くなれば,たとえ救命できたとしても,脳に与えるダメージも大きくなり,脳死などの重篤な後遺症を残すことになります。